西川材アンテナショップ 雑貨&カフェkinocaへ行ってきました。
国道299号で秩父方面に向かう途中、吾野の辺りにこのお店があります。かわいらしい黄色の建物は国道からも目を惹きます。
店内は無垢の木をふんだんに使っていて、木の香りに包まれます。
使われている木は全て「西川材」です。
西川材とは埼玉県の南西部で生産されたスギやヒノキ。
優良な材木を作るためには長い時間をかけて、枝を切り落としたり間伐をするなど、手をかけ続かなければなりません。この西川材は昔から「優良な木」として人々の暮らしを支え続けてきました。
この辺りは荒川の支流である入間川、越辺川、高麗川があり、昔はこの川を使って江戸に木材を流していたそうです。「江戸の西から流れてくる良い木材」ということで「西川材」と呼ばれるようになったとか。
ここ「Kinoka」は西川材のアンテナショップ。建物、建具だけではなく、西川材を使った雑貨も販売しています。この写真ではちょっとよく見えないけど、水を入れたカップも木製。そしてアイスコーヒーのグラスに敷いてあるコースターも木材を糸に加工して作られているんです!木の繊維で作ったものはタオルやストール、エプロン、トートバッグなど。肌にも優しく、吸湿速乾性にも優れていて軽くて丈夫、とのこと。
もちろん、シフォンケーキもふんわり、美味しかった!次はランチタイムに訪れたいなあ。
店の敷地の奥には西川材の展示室があり、見せていただきました。西川材の床、天井、キッチン、照明、家具、建具などが展示。木に触れ木目を見ていると、心が穏やかになり、そして気力が出てきます。木にはパワーがあることを実感!
自分の家が自分の住む地域で育った木材で作られていたら、地元への愛情もより深まりそうですね。我家の無垢の床は西川材ではないのですが(当時は「西川材」の存在を知らなかった…)、今度無垢材を使う機会があれば是非西川材を使いたい!と思っています。
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