越生と言えば柚子も名産
先週の木曜日、越生に住み始めてから知り合った方のお宅で、柚子の収穫体験をさせていただきました。
太陽の光を贅沢に浴びる山の斜面にのびのびと育ったたくさんの柚子の実。
初めて使う高枝切りばさみはなかなかコツを掴めずに、枝から切った柚子を地面に落としてしまいコロコロ転がっていくこともしばしば。
柚子は、バラよりも鋭い棘があるとは聞いていたけど、こんなに鋭利な棘なのですね!この写真の棘はまだ短い方。長いものになると5センチは超えるほどの鋭い棘もあります。
棘が地面に落ちると、靴で踏んだら穴が開いてしまうし、動物を傷つけてしまうなど危険なので、落とさないように注意して切ります。収穫時に切り落とした棘の付いた枝は、バケツに集めて後でドラム缶で燃やすそうです。
この長い鋭い棘のお陰で野鳥などの外敵から実は守られるのですが、実自身を傷つけてしまうこともあります。でもその傷自体も柚子の果皮の防腐、修復作用で癒してしまうとか!そんなパワーを持つ柚子ですから、「柚子湯に入ると風邪をひかない」という言い伝えも、抗菌、殺虫、鎮痛などの効果も納得できます。
収穫のあとは柚子の美味しい食べ方を、試食をいただきながら教えていただきました。
左の小皿はリンゴと柚子を砂糖で和えた柚子リンゴ。山仕事の休み時間にお茶と一緒に頂く定番の”山のおやつ”だそうです。
白いお皿は左上から右に、柚子と切り昆布の佃煮、柚子カード(柚子バター)を乗せたクラッカー、柚子の黄色い部分を擦り落とした皮を砂糖で煮た、見た目がカズノコのようなカズノコ柚子。左下から右に、柚子チョコピール、箸休めのすみれの砂糖漬けと桜の塩漬け、柚子塩。
今まで、柚子は柚子ジャムと柚子風呂くらいでしか使ったことがなかったのですが、このようにレシピを考えてみるのも楽しそうです。
さて、収穫した柚子で何を作ろうかな…。この続きはまた後日!
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